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岩石材料試験イノベーションを促進するマイクロクラック可視化技術の構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K18890
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分22:土木工学およびその関連分野
研究機関木更津工業高等専門学校

研究代表者

石井 建樹  木更津工業高等専門学校, 環境都市工学科, 教授 (60400280)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード岩盤 / 可視化 / マイクロクラック / 微視クラック / 花崗岩 / 岩石 / プラスティネーション / 蛍光樹脂含浸 / 岩石材料 / 樹脂含浸
研究成果の概要

本研究では,破壊力学に立脚する岩石破壊力学分野におけるイノベーションを促進するために,現在も定かではないマイクロクラックの形状を明らかにすること目指した基礎研究である.そのために必要な岩石中のマイクロクラックを可視化観察する安価な技術構築を目的としている.本研究では,蛍光樹脂を試験体に含浸するための手法を提案し,その性能を検討した.その成果として,蛍光樹脂を岩石内部に含浸させることができる2つの方法を提案することができた.また,それらの手法により観察されたマイクロクラックの形状を確認することができた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

岩石破壊力学では,外力が作用した際のクラック近傍の応力集中を応力拡大係数と定義して固有の破壊靭性に達したときにクラックが進展するとしている.その背景からクラックの観察結果も報告されているが,それらの多くは劣化過程における分布を報告したものが多い.そのため,劣化後のクラック観察結果や,クラックという言葉のイメージから面的な形状が連想されているが,劣化前の形状を明らかにした報告は調査した限り確認できなかった.実際には,マイクロクラックがどんな形状をしているのかは定かではなかった.破壊力学に立脚する岩石破壊力学分野において,脆性破壊の発端となるクラックの形状は理論展開においても重要な意味を持つ.

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2023-01-30  

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