研究課題/領域番号 |
18K18905
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分24:航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
槙原 幹十朗 東北大学, 工学研究科, 教授 (60392817)
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研究分担者 |
亀山 正樹 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (30302178)
永井 大樹 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (70360724)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 局所ジョイント座標 / 柔軟展開翼 / 展開翼 / モデリング / 風洞実験 / 空力連成モデル |
研究成果の概要 |
新規概念【局所ジョイント座標】により,2次元柔軟展開翼モデルを3次元モデルに拡張する挑戦的な研究である.柔軟翼の構造的特徴に基づく「伸び変形微小」を適切に導入すれば,3次元展開角を表現し得る【局所ジョイント座標】を定義できることを実証した.この新たな発想をもって3次元構造モデリングにチャレンジした.現実に即したモデリング法を創生する目的で,3次元効果を考慮した風洞実験を実施した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
挑戦的研究としての意義は,①提案する【局所ジョイント座標】により,従来不可能とされてきた「3次元運動する柔軟展開構造の展開角表現」と「空気力の作用方向の3次元定義」に挑戦する意義と,②提案する3次元モデル構築の精度を精査するために風洞実験での実証に挑戦する意義である.過去研究から得られる知見が圧倒的に乏しい未開拓研究領域で,国際協力と風洞実験を活用して構造モデルのみならず空力モデルも3次元へと到達しようとする挑戦的な意義を有する.
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