研究課題/領域番号 |
18K18972
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分27:化学工学およびその関連分野
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
渡部 綾 静岡大学, 工学部, 准教授 (80548884)
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研究分担者 |
福原 長寿 静岡大学, 工学部, 教授 (30199260)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 熱 / 光 / 併用システム / メタン / カップリング / 転換 / 脱水素カップリング / メタン変換 |
研究成果の概要 |
熱エネルギー投入よるメタン転換を実施した結果,Pd系触媒が脱水素カップリングに対して活性を示し,エチレンやアセチレンなどC2化合物を生成することが判明した。続いて,熱と光を併用する反応システムを構築し,反応特性評価を行なった。無触媒条件下では全く反応が進まなかったが,Pd系触媒を用いた場合には比較的多量の生成物が得られ,Pdが本反応系において有効であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,熱と光を併用することで,メタンからオレフィンに高効率に転換する新規な化学プロセスの創出を目指し,そのプロセスに必要な触媒の創製を目的としている。比較的温度の低い熱エネルギーと光エネルギーの投入によるメタン転換の進行が確認され,この事実は従来型のメタン転換では達成できなかった夢の高効率変換型触媒システムの構築に貢献するものである。
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