研究課題/領域番号 |
18K18984
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分28:ナノマイクロ科学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
赤坂 司 北海道大学, 歯学研究院, 准教授 (00360917)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ナノインプリント / 歯根膜再生 / マイクロ・ナノパターン / アパタイトパターン / コラーゲンパターン / エッチングマスク / 歯科材料 / 微細パターン化 / 歯周病治療 / 歯表面修飾 |
研究成果の概要 |
将来的に歯周組織再生を目指して、歯表面に微細構造を容易に作製するため、いくつかの方法を試みた。歯表面の曲面に微細構造を転写するための光照射器アタッチメントの作製や細胞にやさしい構築レジン成分の選別を行った。また、マスクによる酸エッチングやレーザーとの組み合わせなどで、歯を想定したアパタイト平面に対して微細構造作製が可能か検討したが、いずれも微細構造作製には不向きであった。一方で、歯根膜の再生を目指した羽付きピラーをデザインし、細胞を配向させる機能が確認できた。以上より歯周組織再生へ向けのデザインの基礎を築くことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、生体組織(本研究では歯)の表面にてナノテクノロジーの技術を応用し微細構造を直接構築する技術の開発である。また、細胞をコントロールするデザイン(形状)の発見にあり、それぞれ新しい学問領域の開拓に繋がる。社会的意義としては、本研究成果をさらに発展させれば、歯周病治療や歯周組織再生に繋がることである。多くの成人が歯周病になるが、重度歯周病により失った歯周組織を再生するのは困難で、現在、手術以外で簡単に歯周組織を再生させる方法はない。本研究での歯表面での微細構造作製技術およびデザインは、歯周病治療や歯周組織再生を促進する効果を持つ可能性がある。
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