研究課題/領域番号 |
18K19008
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分28:ナノマイクロ科学およびその関連分野
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
伊藤 健 関西大学, システム理工学部, 教授 (50426350)
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研究分担者 |
小嶋 寛明 国立研究開発法人情報通信研究機構, 未来ICT研究所フロンティア創造総合研究室, 上席研究員 (00359077)
新宮原 正三 関西大学, システム理工学部, 教授 (10231367)
清水 智弘 関西大学, システム理工学部, 教授 (80581165)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | ナノ構造 / 抗菌 / 殺菌 / QCM / 経時変化 / 濡れ性 / 微生物付着 / バイオミメティクス |
研究成果の概要 |
本研究では、ナノ構造が発現する抗菌メカニズムを解明するために、ナノ構造の寸法を制御すること、そしてその物理化学的性質を制御することでそれらのパラメーターが抗菌性に及ぼす影響について評価を行った。 研究の結果、シリコン基板にナノピラーを任意の寸法で形成できる技術を開発し、それを用いて抗菌性を発現する構造的特徴を見出した。また、物理化学的条件も重要である事を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの抗菌剤は、金属系や化学物質が使われてきたが、それらに耐性をもつ薬剤耐性菌が生まれ、それらの菌に感染して亡くなる人の数が増加の一途をたどっている。 本研究から生まれる技術は、物理的な作用により抗菌性を発現するものであるため、薬剤耐性菌を生み出しにくいと考えられている。抗菌性を発現する原因を突き止めることで、効果的な人工材を提供できるものと考えられ、人類の保健衛生に大いに貢献するものと考えられる。
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