研究課題/領域番号 |
18K19075
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分33:有機化学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
茅原 栄一 京都大学, 化学研究所, 助教 (10610553)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ラジカルカチオン / ジカチオン / 曲面環状π共役分子 / シクロパラフェニレン / 酸化 / 導電性 / スピン / 電荷 / 化学酸化 / 環状π共役分子 / 電子状態 / フラーレン / カーボンナノチューブ |
研究成果の概要 |
本研究では、曲面状環状π共役分子である、シクロパラフェニレン(CPP)やその誘導体の導電性と関係のある、それらの酸化状態におけるスピンや電荷の振る舞いに対してより学術的理解を深めることを目的に研究を進めた。その結果、CPP上のヘテロ元素置換基が、CPPの酸化状態の電子物性に及ぼす効果を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた知見をさらに深化させることで、π共役分子の酸化状態におけるスピンや電荷の振る舞いなど、未解明なまま存在している疑問に対して、多くの体系的な理解を与えることが期待される。さらに、本研究の知見を材料化学分野へ展開していくことで、エレクトロニクス素子としてのポテンシャルが高い環状π共役分子、酸化種を創出出来ると考えられる。
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