研究課題/領域番号 |
18K19102
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分35:高分子、有機材料およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
和田 健彦 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (20220957)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 円二色性 / 時間分解 / 楕円偏光 / 高感度 / CDスペクトル / 二重らせんDNA / ポルフィリン誘導体 / インターカレーション / 円偏光二色性 / 高感度測定 / タンパク質 / 核酸 / 高次構造 |
研究成果の概要 |
タンパク質や核酸と小分子間の複合体形成過程の検出と解析は、基礎科学的観点からだけでなく、新規高効率生体機能制御材料開発の観点からも重要な研究テーマである。高効率で精度の高い分子開発には、複合体形成過程の動的挙動の直接的観察と解析が極めて重要であると考えられている。従来、動的挙動の直接的観察と解析には種々の時間分解スペクトル測定が適用されているが、特に円二色性(CD)スペクトル測定は、構造変化の動的挙動を高感度で検出可能で重用されてきた。しかし、S/N向上と時間分解能の向上が待望されてきた。 本研究では、楕円偏光を用いる新規検出法を検討し、高感度かつ高時間分解測定法としての展開に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発に成功した楕円偏光を用いるS/N向上と時間分解能の向上を達成した円二色性(CD)スペクトル測定法は、タンパク質や核酸と小分子間の複合体形成過程の動的挙動を高感度でかつ高時間分解能で観測可能で、基礎科学への、そして新規生体機能材料開発などへの貢献が期待され、その学術的意義は大きく、今後社会実装が望まれている。
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