研究課題/領域番号 |
18K19130
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分36:無機材料化学、エネルギー関連化学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
野平 俊之 京都大学, エネルギー理工学研究所, 教授 (00303876)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ダイヤモンド / 電解合成 / 溶融塩 |
研究成果の概要 |
ダイヤモンドは、一般的に、高圧高温合成法や気相合成法で合成されており、常圧液体からの合成例は知られていなかった。本研究では、常圧下において溶融塩という液相からダイヤモンドの電解合成を検討した。その結果、顕微ラマン分光によりダイヤモンドの形成を確認した。ダイヤモンドを合成する最適電解条件についても有用な情報を得ることが出来た。さらに、原料として二酸化炭素と水を用いる方法についても検討し、その可能性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、ダイヤモンドは高圧高温合成法や気相合成法で合成されており、常圧液体からの合成例は知られていなかった。本研究では、液相である溶融塩を用いて常圧下でのダイヤモンド合成を達成しており、学術的に価値が高い。さらに、原料として二酸化炭素と水を用いる可能性も確認した。これは、新たな二酸化炭素固定法としての展開が期待できるため、社会的意義も大きい。
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