研究課題/領域番号 |
18K19145
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分37:生体分子化学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中田 栄司 京都大学, エネルギー理工学研究所, 准教授 (70467827)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ヘテロ多量体 / DNAナノ構造体 / DNA結合タンパク質 / 平衡制御 / フィコビリソーム |
研究成果の概要 |
タンパク質を分子レベルで制御して自在に配置することができればこれまでには達成が困難であった新たな機能の付与ができるようになると期待される。本研究では、DNAナノ構造体の様々な機能性材料を並べる際に分子レベルで制御した足場となる利点と、我々が開発したDNAナノ構造体へのタンパク質配置技術(アダプター法)を駆使して、新規機能を獲得することを目指した。その標的として、フィコビリソームに代表される光捕集アンテナタンパク質複合体の量体制御を目指した。研究目的の一つであったアダプター法の拡充という点においては、良好な成果を得られており、今後も引き続き研究を継続していくことが望まれる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タンパク質は高機能な生体高分子であり、この機能を自在に制御して温和な条件下で様々なシステムを構築して利用することは持続可能な社会において必要とされる技術です。本研究では、タンパク質を自在に配置することが可能なDNAナノ構造体を足場として、我々が開発したタンパク質配置技術を利用して高機能なシステムを構築することを目指しています。そのひとつとして、タンパク質本来の光捕集能を操作できる可能性について検討をおこなうのがこの研究の目的でしたが、これに限らず様々な応用展開が期待される拡張性の高い研究手法です。
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