研究課題/領域番号 |
18K19204
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分39:生産環境農学およびその関連分野
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
仲井 まどか 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (60302907)
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研究分担者 |
斉藤 美佳子 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20291346)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | バキュロウイルス / フェムトインジェクション / 注射 / 組換え / 昆虫卵 / チャノコカクモンハマキ / 孵化率 / 卵 / インジェクション / 遺伝子組換え |
研究成果の概要 |
本研究では、これまで培養細胞で増殖できないとされてきたバキュロウイルスにおいても培養細胞を用いずに遺伝子組換えを行う手法を新たに開発することを目的とし、大腸菌で遺伝子組換えを行なったバキュロウイルスのゲノムDNAを昆虫卵に注射して感染させる方法の確立を試みた。近年、ゲノム編集技術の発展により卵にDNA等の核酸を打ち込む技術の応用範囲は広い。フェムトインジェクションを用いることにより卵殻の薄い卵への注射を可能にした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
昆虫の卵は、種によって卵殻の薄くて柔らかいものや、卵そのものの厚みが薄いものがある。多様な卵の形態に対応して、注射接種する技術が確立できれば、モデル昆虫以外の種を用いたゲノム編集が可能になる。また、本研究の方法により培養細胞を用いない組換えバキュロウイルスが構築できれば、これまで解析できなかったバキュロウイルス 遺伝子の機能が解明できる。また、マーカー遺伝子を搭載した組換えバキュロウイルスの構築が可能になるので、バキュロウイルス の感染経路の解明が可能になる。
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