研究課題/領域番号 |
18K19224
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分40:森林圏科学、水圏応用科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
吉澤 晋 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (00553108)
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研究分担者 |
神川 龍馬 京都大学, 人間・環境学研究科, 助教 (40627634)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 海洋微生物 / 微生物生態 / ロドプシン / 植物プランクトン / 光エネルギー / 物質循環 / 光合成 |
研究成果の概要 |
植物プランクトンは海洋の基礎生産を支える重要な光合成生物であることから、海洋生態系の理解には彼らの光エネルギー利用機構を深く知る必要がある。本研究では、クロロフィルとは異なる光受容体“ロドプシン”が植物プランクトンに広く分布すること、またその多くが光でイオンを輸送するタイプであることを明らかにした。また、モデル珪藻を用いた異種発現系から、ロドプシンが葉緑体に局在することを明らかにした。これらの結果から、植物プランクトンが保有するロドプシンは何らかの形で光合成を補助している可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海洋の一次生産を支える植物プランクトン、彼らは光合成以外の光受容機構を持っているのだろうか?本研究では、クロロフィルとは異なる光受容体“ロドプシン”が植物プランクトンに広く分布すること、光駆動型のイオンポンプとして働くこと、葉緑体に局在することなどを明らかにした。
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