研究課題/領域番号 |
18K19315
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
小野 竜一 国立医薬品食品衛生研究所, 毒性部, 室長 (10401358)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | エクソソーム / 細胞外小胞 / EV |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、細胞外小胞として知られるエクソソーム表面に時期・部位特異的に特異的な表面タンパクを挿入し、その表面タンパクを精製することでエ クソソームを分泌した細胞を特定することである。内在性の CD9 をゲノム編集により欠損させたマウスの作製に成功し、さらに、ヒト CD9 に EGFP の融合させ た CD9-EGFP を時期および部位特異的に発現する系の構築に成功し、この系を導入したES細胞を利用してトランスジェニックマウスのキメラマウス作製まで行なったが、全てのキメラマウスで精子形成不全が起こり、不妊であることがわかった。CD9-EGFPの発現漏れが精子形成に影響した可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果により、血液採取を行ない、エクソソーム RNA を解析することで、化学物質暴露により障害を受けた細胞を同定することを可能とする基盤技術の開発を行う研究である。 本研究は高感度な有害性評価系の構築を企図しており、従来法に比較 してより短期間により少数の動物での評価が可能となると考えられる。
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