研究課題
挑戦的研究(萌芽)
病原真菌カンジダ菌(Candida albicans, 以下C. albicansは、日和見感染の原因菌として、高齢者、がん患者、免疫不全患者にとって時には命を脅かす感染症を引き起こす。本研究では、C. albicansに対する宿主の感染防御機構として腸管に常在する真菌が、その後の全身性感染に対して防御的に機能することを明らかにした。
近年、社会の高齢化に伴い真菌感染症をはじめとした日和見感染症が大きな問題となっている。本研究では、全身性真菌感染防御機構として、常在性真菌が重要な役割を担っていることを明らかにした。この結果により、真菌感染に対する新たな治療戦略を導ける可能性が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 3件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 3件)
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