研究課題/領域番号 |
18K19453
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
岡崎 一美 徳島大学, 先端酵素学研究所(プロテオ), 非常勤講師 (50452339)
|
研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 自己免疫疾患 / PD-1 / 連鎖解析 |
研究成果の概要 |
MRL系統のPD-1欠損マウスが発症する自己免疫性心筋炎に着目し、連鎖解析によって同定した心筋炎感受性遺伝子座を様々な組み合わせ及び個数で導入することにより、疾患耐性であるBALB/c系統において心筋炎を再構築することに成功した。また、これにより疾患の再構築に必要な個々の遺伝子座を同定し、各遺伝子座が心筋炎の発症に相加的に働くことを明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人口の5%が何らかの自己免疫疾患に罹患していると言われているが、効果的な根治療法は無く、対症療法による治療が中心となっている。また、近年開発されたがんの免疫チェックポイント阻害療法においても、自己免疫関連副作用が大きな問題となっている。本研究成果は、自己免疫性心筋炎の責任遺伝子の同定、ひいては自己免疫疾患の発症機序の解明に繋がるため、自己免疫疾患の根治療法及び効果的な診断法の開発に貢献すると期待される。
|