研究課題/領域番号 |
18K19455
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
|
研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
高島 英造 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 准教授 (50366762)
|
研究分担者 |
山田 浩司 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (80325092)
|
研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | マラリア / 膜タンパク質 / コムギ無細胞系 / マラリア原虫 |
研究成果の概要 |
リポソーム共存下でコムギ無細胞系によるタンパク質合成を行った。その結果、数種の膜貫通タンパク質について、良好な合成を確認することができた。さらにリポソーム内にコムギ無細胞系を封入し、そこでタンパク質合成を行った。その結果、リポソーム膜に局在する膜貫通タンパク質を観察することができた。リポソーム共存下コムギ無細胞系の質的評価がなされたと判断して、さらに通常の条件では合成できなかったタンパク質について、リポソームを共存させ合成した結果、機能的タンパク質分子を得る事ができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マラリア原虫タンパク質は既存の発現系ではほとんど発現できず、研究が頓挫していた。しかし申請者らはコムギ無細胞系で組換え原虫タンパク質の発現に成功し研究を発展させてきた。本研究でリポソームを共存させたコムギ無細胞系によって今まで合成できなかった膜タンパク質も合成することができた。合成できるタンパク質が増えることによって研究対象が増え、その結果マラリアワクチンや新規化学療法剤の開発に繋がる事が期待される。
|