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がんの治療・診断に向けたmetamorphosis抗体分子の設計

研究課題

研究課題/領域番号 18K19491
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分50:腫瘍学およびその関連分野
研究機関国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所

研究代表者

鎌田 春彦  国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 医薬基盤研究所 創薬デザイン研究センター, プロジェクトリーダー (00324509)

研究分担者 井上 豪  大阪大学, 薬学研究科, 教授 (20263204)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワード抗体 / 二重特異性抗体 / 抗体分子 / 物性 / リンカー
研究成果の概要

バイオ医薬全盛の現代において、その中心を担う抗体医薬の開発には、新規フォーマットを持つ抗体分子を開発する必要がある。そこで本研究では、次世代の抗体医薬の有用性を示すことを目的に、新規二重特異性抗体の創製を試みた。その過程で、2種類のBsAbフォーマット (taFv型ならびにscDb型)を基に、同一エピトープを認識すると考えられる二重特異性抗体が異なる特性を持つという興味深い結果を見出し、これらをmetamorphosis抗体と命名した。in vitroにおける各特性評価を実施したところ、BsAb自身の熱安定性の向上が活性向上につながる要因の1つであることを見出した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、抗体の構造学的変化から生物活性増強のメカニズムを解明することから、これまで活性が低いとされていた抗体の構造を改変し、優れた活性を持つ抗体へと最適化するための指針を解明できる可能性がある。さらに、抗原に結合した後の抗体のダイナミックな構造的変化が、その機能や生物活性に影響することが判明すれば、それらの情報を活用したがん治療法の開発や画期的診断薬の開発にも貢献できる可能性がある。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 その他

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 機能エピトープの解析をベースにした抗体医薬設計2020

    • 著者名/発表者名
      鎌田春彦
    • 学会等名
      第414回CBI学会講演会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 招待講演
  • [備考]

    • URL

      http://www.nibiohn.go.jp/bio-r/index.htm

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-07-25   更新日: 2021-02-19  

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