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合成アミロイドβ受容体によるアルツハイマー病の新規遺伝子細胞治療法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 18K19525
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分52:内科学一般およびその関連分野
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

星野 温  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50737210)

研究分担者 伊東 恭子  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80243301)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
キーワードアルツハイマー病 / 合成受容体 / バイオエンジニアリング / 合成アミロイドβ受容体 / アミロイドβ / 遺伝子治療
研究成果の概要

アルツハイマー病の原因と考えられているアミロイドβをエンドサイトーシスで取り込みリソソームで分解する合成受容体を作製した。この受容体をアストロサイト、ミクログリア、血管内皮細胞、骨髄細胞に遺伝子導入し、アルツハイマーモデルマウスで疾患予防効果の確認を計画した。現在までにアデノ随伴ウイルスを用いて10週齢のマウスの両側海馬領域のアストロサイトに合成受容体を発現させるとアミロイド斑の減少とアミロイドβ40/42の減少が確認された。引き続き、学習能力と他の細胞への遺伝子導入の効果を確認していく。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回独自に考案した細胞外のものを取り込んで分解する合成受容体に関してアミロイドβにおいて分解能をマウスで証明することができた。この合成受容体は標的結合ドメインを置き換えることで色々なものを対象とできる。未発表だがApoBを標的としてLDLコレステロールを取り込み、LDL受容体欠損症に効果があることが分かっていたが、今回標的を変えても効果があることが確認された。またアルツハイマー病は現在治療方法の確立が最も求められている疾患の1つだが治療戦略の選択肢の一つになる可能性が示された。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2021-02-19  

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