研究課題/領域番号 |
18K19529
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分52:内科学一般およびその関連分野
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
金城 雄樹 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (20570831)
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研究分担者 |
高塚 翔吾 国立感染症研究所, 真菌部, 研究員 (90609398)
阿部 雅広 国立感染症研究所, 真菌部, 研究員 (10865174)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | カンジダ血症 / 腸管 / カンジダ眼内炎 / 抑制性受容体 / NKT / Candida albicans / 炎症 / 糖脂質 / カンジダ感染症 / 播種性カンジダ症 / 眼内炎 / non-albicans Candida / カンジダ属真菌 |
研究成果の概要 |
カンジダ属は口腔、腸管や泌尿生殖器に常在する真菌である。免疫低下症例では、カンジダが腸管から血中や臓器に播種することで、致命率の高いカンジダ血症や播種性カンジダ感染症をおこすと考えられている。本研究では動物モデルを用いて、腸管からのカンジダの播種機構を解析し、病態の理解に繋がる知見を得た。また、失明の危険性があるカンジダ眼内炎の発症機構および病態の一端を明らかにした。さらに、カンジダ血症の治療の標的となる可能性がある分子を見出した。加えて、健常女性で問題となるカンジダ膣炎に対する免疫賦活法の効果を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、動物モデルを用いて、カンジダ血症、播種性カンジダ感染症やカンジダ眼内炎の発症機構および病態を理解する上で有用となる知見を得ることができた。また、カンジダ血症の治療の標的となる可能性がある分子を見出すとともに健常女性で問題となるカンジダ膣炎に対する免疫賦活法の効果を明らかにしたことは学術的に意義があるものと考えられる。本研究の結果に基づき研究を発展させることで、カンジダ血症、播種性カンジダ感染症やカンジダ膣炎の制御法の開発に繋がる可能性が期待される。
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