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化学療法抵抗性獲得機序におけるDGKα高発現の意義の解明とその制御法の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K19571
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
研究機関北海道大学

研究代表者

武冨 紹信  北海道大学, 医学研究院, 教授 (70363364)

研究分担者 北村 秀光  北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 准教授 (40360531)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
キーワードDGKα / 抗がん剤耐性 / 消化器がん / Cisplatin / ジアシルグリセロールキナーゼ / 化学療法抵抗性
研究成果の概要

これまでに脂質キナーゼ分子であるジアシルグリセロールキナーゼ(DGK)αの阻害は、がん細胞に対する抗アポトーシスの抑制による作用と、腫瘍免疫の賦活を介した作用の二方向からの抗腫瘍効果が期待される治療薬となり得ることが報告されてきた。今回、がん細胞に対する抗がん剤処理時、もしくは抗がん剤の耐性がん細胞においてDGKαの発現が上昇しており、それらを阻害することで既存の抗がん剤治療への上乗せ効果、さらには抗がん剤耐性となった消化器がんへの治療効果の可能性が示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本人の死亡原因第一位である、がん疾患の撲滅は社会的にも非常に重要な課題である。本研究の遂行により、消化器がんでの抗がん剤耐性とDGKαとの関連が示されことで、その阻害による既存の治療への上乗せ効果のみならず、治療抵抗性となった抗がん剤耐性患者への既存治療薬での治療効果が期待できる。すなわち、最終的に本研究は既存の方法では制御困難な消化器がんに対する新しい治療戦略の一つとして、より効果の高いがん治療の確立に寄与でき、その意義は極めて高いと考えられる。

報告書

(1件)
  • 2019 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2021-02-19  

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