研究課題/領域番号 |
18K19606
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
中田 光俊 金沢大学, 医学系, 教授 (20334774)
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研究分担者 |
篠原 治道 金沢大学, 医学系, 客員教授 (20135007)
木下 雅史 金沢大学, 医学系, 講師 (50525045)
中嶋 理帆 金沢大学, 保健学系, 助教 (60614865)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 右前頭葉 / 覚醒下手術 / 画像統計解析 / 高次脳機能 / 機能局在 |
研究成果の概要 |
ヒト右前頭葉が担う高次脳機能である、視空間認知機能・作業記憶・社会的認知機能の機能局在を明らかにした。このことから高次脳機能温存の観点から右前頭葉病変に対する外科的治療の明確な摘出限界を科学的に定めた。これらの局在を覚醒下手術中の電気刺激により同定することで高次機能を温存する近未来の脳神経外科手術法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「機能的観点からの右前頭葉の摘出限界マップ」を作成したことから、脳神経外科手術において最大限の摘出と右前頭葉機能の温存を同時に可能にする手術を提案した。患者の術後生活の質の維持に大きく貢献することになると考えられる。また、これまで不明であった右前頭葉の高次脳機能局在を明確にしたことで高次脳機能の理解が大きく進歩し、ヒト脳ネットワーク研究の発展に寄与した。
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