研究課題/領域番号 |
18K19614
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
金 永輝 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 助教 (90620344)
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研究分担者 |
戸口田 淳也 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (40273502)
吉富 啓之 京都大学, 医学研究科, 准教授 (50402920)
齊藤 博英 京都大学, iPS細胞研究所, 教授 (20423014)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 軟骨分化 / 翻訳制御 / iPS細胞 / 分化段階特異的 / 翻訳制御機構 / 軟骨分化誘導 / RIPアッセイ |
研究成果の概要 |
ヒトiPS細胞から神経堤細胞を経由して、分化誘導した間葉系間質細胞の軟骨分化誘導法を確立し、軟骨分化における翻訳制御の関与を確認した。さらに軟骨分化誘導段階において、RNA免疫沈降法を行い、翻訳開始因子eIF4G1の制御を受ける候補遺伝子の同定に成功した。そして翻訳効率解析用バイシストロニックベクターを作製し、候補遺伝子の5`UTR依存的翻訳がeIF4G1により制御されることを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義として、軟骨細胞の増殖分化にかんする転写レベルあるいは蛋白レベルの解析は数多く行われているが、それらをリンクする段階としての翻訳機構の解析は極めて重要である。社会的意義としては、軟骨組織の生理的および病的状態を翻訳制御という新しい観点から理解することで、未解決の課題の解明や新規治療法の開発に役立つ知見をもたらすことが期待される。
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