研究課題/領域番号 |
18K19640
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分57:口腔科学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
村上 智彦 大阪大学, 歯学研究科, 講師 (50510723)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 小胞体ストレス / プロテオーム解析 / オルガネラ障害 / 小胞体 |
研究成果の概要 |
小胞体ストレス時に細胞外に放出される因子をプロテオーム解析にて探索した。その結果、小胞体ストレス依存的に細胞上清中に放出されるタンパク質を見出した。さらに、この因子の機能を調べるために、そのリコンビナントタンパク質を細胞培養に添加したところ、炎症関連遺伝子の発現を強く誘導した。以上の結果、今回同定したターゲット因子は小胞体ストレスインディケーターになると共に新規の炎症誘導物質としても機能することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小胞体ストレス依存的に細胞外に放出される因子の同定により、非破壊的に小胞体ストレス状態を測定する技術の確立に近づいた。この技術の応用による小胞体ストレス関連疾患に対する新規予測診断法の確立は、内分泌、骨軟骨代謝疾患、神経を含む難病の予防あるいは早期治療への応用に発展していくことが期待される。さらに、今回同定した因子は新規の炎症誘導物質としても機能することから、小胞体ストレスインディケーターとしての役目だけではなく疾患自体との関連性も考えられる。
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