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線維性骨異形成症におけるシグナル伝達異常の解明と創薬シーズの探索

研究課題

研究課題/領域番号 18K19642
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分57:口腔科学およびその関連分野
研究機関大阪大学

研究代表者

豊澤 悟  大阪大学, 歯学研究科, 教授 (30243249)

研究分担者 鵜澤 成一  大阪大学, 歯学研究科, 教授 (30345285)
阿部 真土  大阪大学, 歯学研究科, 講師 (40448105)
宇佐美 悠  大阪大学, 歯学研究科, 講師 (80444579)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワード機能亢進型GNAS変異 / 線維性骨異形成症 / floxマウス / GNAS遺伝子変異 / 骨髄間質細胞 / 細胞内シグナル伝達異常 / 細胞内cAMP / 一次シリア / マウスモデル
研究成果の概要

線維性骨異形成症(FD)は、機能亢進型GNAS変異によるシグナル伝達異常が骨髄間質細胞等の間葉系幹細胞系譜に起こって発症する骨疾患である。本研究では、FDの病態解明と創薬に有効なFDモデルを作製するため、各種のCreマウスと交配させると、目的細胞に機能亢進型GNAS変異を起こすGNAS変異floxマウスを作製した。このマウスと骨細胞/成熟骨芽細胞にCreが発現するDmp1-Creマウスを交配したGNAS変異;Dmp1-Creマウスでは骨増生が認められ、機能亢進型GNAS変異による作用として矛盾しない表現型を示した。今後、このGNAS変異floxマウスを用いて、FDモデルの作製が可能と思われた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の意義は、ヒトの線維性骨異形成症(FD)と全く同じシグナル伝達異常を起こす機能亢進型GNAS変異を目的細胞に誘導できるノックイン(KI)マウスを作製した事にある。KIマウスを用いてFDマウスモデルが作製できれば、ヒトの病態解析と薬効判定をマウスモデルで実施できる。すなわち、このFDマウスモデルから得られた病態情報や創薬シーズは、ヒトのFD治療に有効である。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2022-01-27  

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