研究課題/領域番号 |
18K19660
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
七戸 俊明 北海道大学, 医学研究院, 准教授 (70374353)
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研究分担者 |
平野 聡 北海道大学, 医学研究院, 教授 (50322813)
渡辺 雅彦 北海道大学, 医学研究院, 教授 (70210945)
大滝 純司 東京医科大学, 医学部, 兼任教授 (20176910)
倉島 庸 北海道大学, 医学研究院, 准教授 (40374350)
村上 壮一 北海道大学, 医学研究院, 特任助教 (80706573)
高橋 誠 北海道大学, 医学研究院, 教授 (10361718)
村上 学 北海道大学, 医学研究院, 助教 (30617436)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 外科教育 / 解剖実習 / 臨床解剖 / 臨床実習 / 臨床解剖実習 / 内視鏡外科 / 系統的解剖実習 / 解剖学実習 / 献体 / 参加型臨床実習 / 内視鏡手術 / 手術トレーニング / 臨床教育 |
研究成果の概要 |
医学生に対する新たな高度医療技術の教育システムとして、ご献体を使用した模擬手術からなる臨床解剖実習の有用性を検討した。医学生と教員等に対するアンケート調査と外科手術の講義、外科医によるデモンストレーション、学生による模擬手術の実施・見学などからなる臨床解剖実習のパイロットスタディーとして、胸腔鏡下食道切除術の模擬手術を行った。 その結果、従来の系統的解剖学実習と臨床解剖学実習のいずれも有用であることが示された。また、臨床解剖実習は系統的解剖学実習とは別に、臨床実習の一環として新たなカリキュラムとして広く導入することが望ましいと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、内視鏡外科手術に対するご献体を使用した臨床解剖実習の有効性が示されたことで、臨床医学教育における献体使用が幅広い医学領域で認知され、全国の医学部・医科大学で導入されることが期待できる。 また、本研究をきっかけに、臨床医学の卒前・卒後教育を有機的に連携させた全く新たな総合的な医学教育システムが構築され、高度な医療の安全な普及に寄与することに期待したい。
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