研究課題/領域番号 |
18K19673
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
及川 伸二 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (10277006)
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研究分担者 |
山嶋 哲盛 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (60135077)
小林 果 三重大学, 医学系研究科, 講師 (70542091)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / プロテオミクス解析 / 過酸化脂質 / 酸化ストレス / バイオマーカー / 海馬 / 神経細胞死 / 4-ヒドロキシノネナール / 細胞死 / GPR40 |
研究成果の概要 |
アルツハイマー病の発症には多くの要因が関係すると考えられているが、近年脂質類のアルツハイマー病への関与を示す報告が多数なされている。脂質は、加熱などにより酸化され過酸化脂質を生じ、この過酸化脂質がさらに生体に酸化ストレスをもたらすことがよく知られている。本研究では、過酸化脂質などにより酸化ストレスを暴露したサルを用いて、細胞死誘導と酸化損傷タンパク質の変動について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ω-6系の食用油が加熱されることにより生じる過酸化脂質が、アルツハイマー病や2型糖尿病、非アルコール性脂肪肝炎などの生活習慣病に関与することが最近明らかになりつつある。過酸化脂質は、生体内で酸化ストレスを引き起こし細胞死を誘導する。本研究により、過酸化脂質などにより誘導される酸化ストレスが細胞死を引き起こすメカニズムの一端が明らかになり、生活習慣病の予防法の開発にもつながることが期待される。
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