研究課題/領域番号 |
18K19675
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岩隈 美穂 京都大学, 医学研究科, 准教授 (60512481)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 障がい者 / 高齢化 / 混合研究 / インタビュー / エイジングインプレイス |
研究実績の概要 |
当該年度において研究結果を学会発表、その後論文化をおこなった。加えて日本作業療法学会『SDGsなまちづくり~Share, Discover and Greet with smile を楽しもう!』では「高齢化とまちづくり」についてパネリストとして、NHKテレビ番組「バリバラ」で「障害者の高齢化」を取り上げたとき研究結果の一部を紹介するため登壇・出演した。 量的調査では、800人中638人(86%)が,「体についての悩み」があると回答している。半数以上(353名)が「しびれ・慢性的な痛み」「排便」(377名)に悩んでおり、次に多かったのが「排尿」(272名)だった。次に「行政に期待すること」では,社会福祉サービス(438名)、経済的保障(288名)、リハサービス(267名)が上位3つとして挙げられていた。また「身体の悩み」の有無と3つの時間軸(現在の年齢、受傷した年代、受傷期間)との関連をみた調査では、有効回答数は800人で、回答者背景は、性別は男性が641名、女性が150名であった。全体の平均年齢は59.1歳、受傷時年齢で一番多かったのが、20代の242人(33.2%)、次に10代で150人(20.5%)であった。受傷期間で一番多かったのが、20~29年間で167人(24.5%)、最長が69年、平均期間が27.4年であった。「現在の年齢」「受傷した年代」「受傷期間」と「身体の悩みの有無」の関連についてカイ二乗検定を行ったところ、それぞれp=0.27、p=0.093、p=0.22で有意な偏りはなかった。 質的調査(聞き取り)では、【高齢障害者と障害高齢者】【エイジングインプレイスの先駆者としての障害高齢者】【地域で暮らす】【障害と長く付き合う:実践知】【高齢者・医療者へのメッセージ】【加齢による変化と気づき】などのテーマが抽出された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初予定していた聞き取りが、リクルートに時間がかかった。今は20人以上終了しており、分析中である。
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今後の研究の推進方策 |
現在、質的データ(聞き取り)を分析中で、コードは大方抽出できている。 本研究のまとめとして、結果をメディカルコミュニケーション学会(大会長)、老年看護学会(教育講演)、公益社団法人 全国脊髄損傷者連合会(パネリスト)で、報告予定である。
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