研究課題/領域番号 |
18K19679
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
齋藤 いずみ 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (10195977)
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研究分担者 |
松尾 貴巳 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (80316017)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | MBA / 周産期 / 不可価値 / 医療 / 看護 / データ / 経営学 / 助産師 / MBA教育 / 看護の可視化 / 看護時間 / 看護行為 / 医療の質 / 産科混合病棟 / マネージメントコントロール / 医療・看護の質 / 付加価値 / TDABC 時間主導型活動基準原価計算 / マネジメントコントロール / 周産期医療 / 周産期看護 / 産科 |
研究成果の概要 |
産科医療は診療報酬とは別の仕組みであり、自由診療部分である。そのため、経営学的分析を詳細に実施されることはないまま現在まで経過した。2016年から神戸大学では、助産師の教育が大学院で開始された。助産管理学を経営学研究科の教授が一部、教育することが開始された。日本初の試みである。そこでこれまで分析されることのなかった、周産期分野の看護時間や、看護行為について客観的データに基づき、経営的分析を実施した。MBAコースの講義と連動した助産管理学は、データに立脚した分析が可能であり、その成果は、有効であることが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、これまで分析されてこなかった周産期の医療や看護について、初めて本格的に、経営学的手法を用いて分析されたことである。また、MBAコースと助産師コースの教育が日本で初めて、合同で実施された意義は大きい。両者がお互いに、良い効果があることが、学生からのヒアリングで明らかになった。2022年、当該分野の代表的学会で、本研究の成果が公開され、多くの大学や助産師から、高い関心が寄せられた。今回は、分娩期の看護時間と看護行為を基に、助産師、医師、看護師の賃金を分析した。今後は、分娩期以外の分析に着手する予定である。
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