研究課題/領域番号 |
18K19681
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 高知大学 (2019-2020) 岡山大学 (2018) |
研究代表者 |
荻野 景規 高知大学, 医学部, 特任教授 (70204104)
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研究分担者 |
古松 毅之 岡山大学, 大学病院, 講師 (20432651)
長岡 憲次郎 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (40752374)
梅田 孝 名城大学, 薬学部, 教授 (50311535)
伊藤 達男 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (80789123)
荻野 学芳 高知大学, 医学部, 客員助教 (70614204)
荻野 志穂奈 高知大学, 医学部, 客員助教 (70746685)
浜田 博喜 岡山理科大学, 理学部, 教授 (10164914)
高柴 正悟 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (50226768)
松田 依果 帝京平成大学, 健康メディカル学部, 講師 (60368678)
東 華岳 産業医科大学, 医学部, 教授 (20273146)
菅沼 成文 高知大学, 教育研究部医療学系連携医学部門, 教授 (50313747)
栄徳 勝光 高知大学, 教育研究部医療学系連携医学部門, 講師 (50552733)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 末梢血単核球 / 抗酸化酵素mRNA / ミトホルミシス / SOD2 / 運動トレーニング評価 / 抗酸化酵素 / ミトコンドリア / 末梢血 / mRNA / 硫化水素代謝酵素 / 運動トレーニング評価法 |
研究成果の概要 |
運動トレーニングによる酸化ストレス刺激が、ミトコンドリアの活性化による抗酸化酵素の発現上昇を招き、寿命延伸につながるというミトホルミシスの概念を、ヒトの末梢血単核球で検討した。学生を対象とした介入研究で、毎日30分、2週間の軽い運動で、末梢血単核球のSOD1mRNA、SOD2mRNAの発現上昇を認めた。さらに、岡山県の健診機関で企業健診受診者約392名を対象にした横断研究で、運動習慣のあるヒトでは、SOD2mRNA及びMtDNA が優位に高かった。多変量解析では、運動習慣はSOD2mRNA上昇と関連し、喫煙の影響でこの関連が消失することが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動トレーニングによる酸化ストレス刺激が、ミトコンドリアの活性化による抗酸化酵素や解毒酵素群の発現上昇を招き、寿命延伸につながるというミトホルミシスの概念を、ヒトの運動後の骨格筋細胞ではなく末梢血単核球で評価できることを、初めて介入研究と横断研究で証明した。特にミトコンドリアの酸化ストレスに関与する抗酸化酵素であるSOD2のmRNAが運動習慣と関連していることが証明されたことは、SOD2mRNAが、運動評価の血液マーカーとなる可能性があり、健康運動産業の新たなイノベーションに繋がる。
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