研究課題/領域番号 |
18K19686
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
上野 貴将 熊本大学, ヒトレトロウイルス学共同研究センター, 教授 (10322314)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | HIV/AIDS / HIV感染症 / 薬剤耐性変異 / エイズウイルス |
研究成果の概要 |
HIV陽性小児に対して速やかに抗レトロウイルス剤を投与する母子感染予防プログラムが導入された結果、多くのHIV陽性小児が生き残り、一部は成人へと成長した。ところが、こうしたサバイバーも感染病態が不良で、多剤併用療法への応答性が悪く、サブサハラアフリカ地域では公衆衛生学上の社会問題となっている。本研究では、タンザニア共和国のムヒンビリ医科学大学との共同研究で、垂直感染者を含むHIV感染者の前向きコホートを作り、ウイルスゲノムの解析を実施した。ウイルス学的あるいは免疫学的な特徴を明らかにすることで、母子感染を含むHIV陽性者ケアの向上につながるものと期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
HIV陽性小児に対して速やかに抗レトロウイルス剤を投与する母子感染予防プログラムが導入された結果、多くのHIV陽性小児が生き残り、一部は成人へと成長した。ところが、こうしたサバイバーも感染病態が不良で、多剤併用療法への応答性が悪く、サブサハラアフリカ地域では公衆衛生学上の社会問題となっている。本研究の成果は、こうした問題に対処するうえで必須な基盤的知見を提供する。
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