研究課題/領域番号 |
18K19695
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
神原 咲子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (90438268)
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研究分担者 |
宮川 祥子 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 准教授 (00338203)
宮崎 浩之 東京大学, 空間情報科学研究センター, 特任助教 (80764414)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ネパール / 参加型モニタリング / 災害 / 災害看護 / 生活環境 / 減災 / モニタリング / 生活環境評価 / 住民参加型 |
研究成果の概要 |
生活環境要因(水、空気、感染症、衛生施設等)を住民参加型調査時空間情報と収集し、ネパールカトマンズでも利用可能なように、項目を点検した。地域に存在するケアにデータ別に 情報通信技術を効果的に活用することで客観 的で信頼性の高い指標をリアルタイムに近い段階で取得はできるものの、適切な情報へのアクセスと迅速な対応が必要であり、影響を受ける地域の詳細な知識を持っている地元の住民によって行われることが望ましいことや、健康リスクの低減に関するタイムリーな意思決定を確実にするためのコミュケーション方法や可視化の方法をより詳細に詰める必要が考えられた。また住民のリテラシーを向上させる工夫が重要であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ネパールの家族関係も希薄になりつつありとグローバル化と情報通信技術の進歩に伴い、女性の社会進出、移住による変化、グローバル化による災害支援の考え方も急速に変化していることがわかり、本研究の災害時の基本的な生活環境モニタリングの方法は有効と考えられた。一方、地域でのケアをより積極的行える人材の確保も必要であること、地域社会の協力とともに、リテラシー・スキルも同時に必要であることは今後の課題である。
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