研究課題/領域番号 |
18K19702
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
桑本 暢子 (大久保暢子) 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (20327977)
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研究分担者 |
百田 武司 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (30432305)
佐竹 澄子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (40459243)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 脳卒中 / 急性期 / 看護ケア / ニューロサイエンス看護 / 革新的 / 神経可塑性 / エビデンス / 脳神経看護 / 上肢麻痺 / 革新 / ケア / 看護技術 / 生活行動 / プログラム / 看護 / ニューロサイエンス / イノベーション / 脳血管障害 / リハビリテーション / 麻痺 / 上皮麻痺 / 開発 / 革新的看護技術 / 生活行動支援 |
研究成果の概要 |
本研究は、最新のニューロサイエンス研究の知見をもとに、上肢麻痺改善の看護ケアの開発が目的であった。研究方法は、第1段階:システマティックレビュー、第2段階:システマティックレビューから看護ケア(案)を作成、第3段階:臨床看護師を対象にフォーカスインタビューを行い、看護ケア(案)の精錬と完成、第4段階:看護ケア(案)を臨床で行っている看護師にインタビュー調査を実施し、メインアウトカム特定の分析を行った。結果、「上肢麻痺改善のための看護ケアガイド」が完成し、患者の喜びや自信、麻痺の手を自分の手として大切にする態度や意識、不安の軽減、家族の看護に対する満足度などのメインアウトカムが挙がった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳卒中患者の上肢麻痺側に対する医療技術は進歩し、麻痺改善を認めるほどの成果を上げている。しかし看護分野ではその医療技術の進歩に遅れを取っており、上肢麻痺改善のための看護ケアは確立していない現状である。本研究で完成した「上肢麻痺改善のための看護ケアガイド」は、これまで看護が実践してこなかった上肢麻痺に対して看護が意図的に看護ケアを提供でき、それによる効果も期待できる。またそのことによって脳神経系看護の質の向上、延いては看護の社会的地位の向上にもつながる研究と言える。
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