研究課題/領域番号 |
18K19707
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
三浦 英恵 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (40588860)
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研究分担者 |
神原 咲子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (90438268)
石田 千絵 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (60363793)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 看護学 / マスギャザリング / 感染症 / 災害 / 教育的介入 / テロ |
研究実績の概要 |
本研究課題の目的は、日本におけるマスギャザリング対応に必要な看護ケアを体系化することである。2018年度はマスギャザリングに関する資料の収集と分析を行い、マスギャザリング研究を行っている専門家により知識提供を受け、国際マスギャザリングにおけるケアニーズ、ケア内容を把握した。2019年度はアメリカCDC(疾病対策予防センター)やWHOから発信されているCOVID-19とMass Gatheringに関する情報や、各国から発信されている大規模イベントに関する事項、Mass Gathering Guidanceを抄読し、研究者間で討議を行い、COVID-19も含めた感染症に特化したMass Gathering対応に必要な教育プログラム案を検討した。2020年度は、COVID-19の流行と東京オリンピックの延期を受けて、CDCやWHOにより発信されている大規模イベントに関連する情報収集と分析をすすめ、社会情勢を踏まえた現実的な教育介入の方略の検討を行った。2021年度は、COVID-19のパンデミックは、マスギャザリングに関連した健康問題として捉え、WHOの「オールハザード/オールヘルスアプローチ」に基づき、持続可能な開発目標を達成するための効果的なアプローチを解釈することを試みた。2022年度は、2019年にWHOから出された「健康緊急・災害リスク管理フレームワーク」を災害看護の観点からマスギャザリング対応に必要な看護ケアの体系化につなげるための検討を行った。最終年度である2023年度は、これまでの情報収集と分析を統合し、オリンピックの経験を踏まえた関連するWEBサイトや、東京オリンピックに関連した文献も加えて検討し、最終的な日本におけるマスギャザリング対応に必要な看護ケアを体系化した。
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