• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

規制・乱用薬物を対象とした標準品を必要としない簡便な絶対構造解析法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K19719
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所

研究代表者

土井 崇広  地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 衛生化学部, 主幹研究員 (90516767)

研究分担者 前畑 佳納子  地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 衛生化学部, 研究員 (40827292)
武田 章弘  地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 衛生化学部, 研究員 (00622755)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード単結晶X線構造解析 / 結晶化 / 乱用薬物 / 合成カンナビノイド / 新規乱用薬物 / 結晶構造解析 / 結晶スポンジ / カンナビノイド / カチノン / α-PVT / フェネチルアミン / エスカリン / 危険ドラッグ / 構造決定 / 規制薬物
研究成果の概要

本研究計画では、単結晶構造解析における低分子化合物の結晶化を一般化し、方法論として確立することを目的として研究を実施した。モデルとして合成カチノン・合成カンナビノイドの2種類の乱用薬物群を設定し、様々な溶媒系での検討から候補溶媒を選定した。合成カチノンではモデル化合物で最適化した方法を、類似化合物で検証したところ良好な結晶は得られなかった。合成カンナビノイドのうちインドール/またはインダゾールカルボキサミド型では候補化合物で最適化した3溶媒系で、10種類あまりの化合物でおおむね良好な結晶が得られたことから、第一選択として用いることで結晶化条件の検討を省力化できると期待された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

単結晶X線構造解析法は、未知化合物の構造を直接決定できる有力な手法でありながら、結晶化の難しさから汎用化が進んでいない。本研究では特定の化合物群に対してではあるものの、わずか3溶媒条件での試料調製で結晶化できる可能性を示した。本研究では対象を乱用薬物に絞っているが、特定の化学・生物学的特性をもった化合物群は数多く存在しており、まだまだ検討対象が期待できる。本研究の成果は単結晶X線構造解析という手法の汎用化という観点において導入ともいえる萌芽的研究であり、今後の発展により大きな意義を持つものと考えられる。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-07-25   更新日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi