研究課題/領域番号 |
18K19729
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
工藤 和俊 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (30302813)
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研究分担者 |
中澤 公孝 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90360677)
進矢 正宏 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (90733452)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 顔表情 / 運動スキル / 眼球運動 / トレンド除去相互相関解析 / 対人認知 / 身体性認知 / 視覚運動協調 / コーディネーション / 運動制御 / 視覚 / スポーツパフォーマンス / 運動学習 / 生体情報 / 表現運動 / 情動コントロール / 表情トレーニング |
研究成果の概要 |
注視、瞬目、視線移動を含む顔の動きや表情は、スポーツにおいて環境を知覚する際の参照枠となると同時に、ダンスや演劇においては身体表現要素となりうる。そこで本研究では、顔身体協調パターン特性の熟達差、認知運動課題実施時の瞳孔径変化、および化粧が他者認知および対自認知に及ぼす影響について検討した。これら一連の研究により,眼球の向きや瞳孔径を含めた顔表情は,熟練者において固有の協調パターンを示し,行為者の心理状態を反映する指標となり,顔表情を変化させることによって競技時においてもポジティブな心理状態を作り出すことから,身体パフォーマンスの向上のための有効な介入手段となりうることが示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、顔身体協調パターン特性の熟達差、認知運動課題実施時の瞳孔径変化、および化粧が他者認知および対自認知に及ぼす影響について検討した。これら一連の研究により,眼球の向きや瞳孔径を含めた顔表情は熟練者において固有の協調パターンを示し,行為者の心理状態を反映する指標となり,顔表情を変化させることによって競技時においてもポジティブな心理状態を作り出すことが可能になることが示唆された.
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