研究課題/領域番号 |
18K19760
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
大鶴 直史 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (50586542)
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研究分担者 |
原 正之 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (00596497)
金山 範明 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究員 (90719543)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | バーチャルリアリティー / 身体認知 / 心拍 / 内受容 / 内受容情報 / バーチャルリアリティ / フィードバック / 内受容感覚 / 痛み |
研究成果の概要 |
慢性疼痛患者において、身体サイズ認知異常が報告されている。この身体サイズ認知異常は、痛みと関連性があることが示唆されており、その異常を是正する手法が求められている。そこで、本研究ではバーチャルリアリティ(VR)を用いて、身体サイズ認知を変容するシステムの開発を行った。結果、このシステムを使用すると健常者においては、少なくとも一時的には身体認知変容が可能であることを示した。今後は本システムの臨床応用に向けて、基礎的な知見を蓄積していく予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに、慢性疼痛患者の痛みを軽減するために、身体サイズ認知の変容を促す手法が検討されてきた。本研究は、バーチャルリアリティを使った新たな身体認知変容システムの可能性を示した。まだ、健常者への検討のみであり、至適な条件に関して検討しなければならない事項はあるが、今後基礎的な検証を進めて新たな介入方法に発展させたい。
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