研究課題/領域番号 |
18K19762
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
橋本 健志 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (70511608)
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研究分担者 |
小西 聡 立命館大学, 理工学部, 教授 (50288627)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 筋収縮 / 肥満 / サルコペニア / 乳酸 / 脂肪分解 / 顕微鏡 / 電気刺激 / 細胞工学 / 輸液 / 中性脂肪 / ナノマイクロテクノロジー / オンチップ培養細胞組織 / 細胞培養 / 骨格筋 / 脂肪 / バイオチップ / 自動回収 / 運動 / 代謝 |
研究成果の概要 |
培地の輸液や自動回収作業を制御できるモジュールにて、C2C12骨格筋細胞に電気刺激(筋の収縮運動)を加え、その際の培地を自動回収することで、培地中に分泌された乳酸濃度をマニュアル操作と同様に解析できることを認めた。また、脂肪細胞内の中性脂肪を合成あるいは分解する薬剤刺激をコンピュータ制御により適宜加え、脂肪蓄積量を一定に制御できることが認められた。さらに、骨格筋細胞と脂肪細胞の機能を亢進しうる外的刺激(低酸素環境や機能性食品素材など)について、明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生体内では、組織と組織、あるいは臓器と臓器が機能的に連関し、健康状態を維持している。当該分野で、実験動物を使用しての研究が難しくなっている中、特に運動・栄養処方を臨床応用研究に展開するための、組織間の機能連関亢進を意図した細胞培養研究は殆ど存在しない。 本研究で、各種運動・栄養刺激に対する細胞動態を検証しつつ、その知見を基軸とした骨格筋と脂肪組織の機能連関解析を実現し、その亢進を図るための基盤が形成できたと考えられる。
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