研究課題/領域番号 |
18K19763
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
後藤 一成 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (60508258)
|
研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
|
キーワード | 呼気中アセトン濃度 / ケトン体 / 持久性運動 / 短時間・高強度運動 / リカバリー / 呼気中アセトン / 運動 / 糖代謝 / 脂質代謝 / 筋グリコーゲン / 呼気アセトン |
研究成果の概要 |
本研究では、一過性の運動が呼気中アセトン濃度やその他の代謝関連指標に及ぼす影響を、運動後における炭水化物摂取量の相違と関連づけて検討することを目的とした。研究の結果、短時間・高強度運動や長時間の持久性運動後に炭水化物摂取量を制限した場合、呼気中アセトン濃度が上昇することが明らかになった。また、運動後における呼気中アセトン濃度の推移は、体内における炭水化物利用能や持久性運動パフォーマンスの回復を反映する可能性が示された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果、短時間・高強度運動や長時間の持久性運動後に呼気中アセトン濃度の上昇することが明らかになった。このことは、運動に伴う脂質代謝の亢進を反映すると考えられる。呼気中アセトン濃度の評価には採血の必要がなく、簡易に実施することが可能である。今後は、呼気アセトン濃度を指標として、運動に伴う糖・脂質代謝の変化や疲労からの回復の程度を評価する試みが期待される。
|