研究課題/領域番号 |
18K19772
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大町 真一郎 東北大学, 工学研究科, 教授 (30250856)
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研究分担者 |
菅谷 至寛 東北大学, 工学研究科, 准教授 (80323062)
宮崎 智 東北大学, 工学研究科, 助教 (10755101)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | パターン認識 / コンピュータビジョン / センサ融合・統合 |
研究成果の概要 |
コンピュータビジョン研究が発展を遂げ、さまざまなアプリケーションの可能性が見えてきた一方で、カメラによる映像取得の困難さがその実用化を阻む新たな問題となっている。すなわち、プライバシー等の問題で個人が公共の場所で気軽に周囲を撮影することが困難になっている。本研究課題では、ユーザがカメラを持ち歩く代わりに監視カメラ等の既設の固定カメラを利用し、その映像とユーザの行動を結びつけることでユーザにさまざまな情報を提供する技術を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では携帯型のカメラを用いずに環境中の画像情報を取得するという、これまでとは異なる方向性の技術開発に取り組んだ。研究成果は、これまでコンピュータビジョンの分野で実用化のネックになっていたプライバシーの問題に対する1つの解決策を与えるものであり、映像におけるプライバシーの考え方を変える可能性がある。また、この技術により提供可能なサービスは多岐にわたり、コンピュータビジョンやIoTの研究開発の方向性を変える可能性がある。
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