研究課題/領域番号 |
18K19773
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山際 伸一 筑波大学, システム情報系, 准教授 (10574725)
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研究分担者 |
和田 耕一 筑波大学, システム情報系, 名誉教授 (30175145)
坂本 比呂志 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (50315123)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | データ圧縮 |
研究成果の概要 |
高精細になるマルチメディアデータは急速に肥大化し、品質を維持したままのデータ伝送にはGbps級の高度な実装技術が要求されている。本研究は、マルチメディアデータという特性を鑑み、ヒトの知覚で無意識に行っている情報エントロピーの劣化を利用し、目標の圧縮率を常に維持できるデータ圧縮理論を探求した。マルチメディアデータは切れ目のないデータストリームであり、全くのバッファなしに連続的な圧縮できる方式が必要になる。本研究ではストリームでの可逆圧縮技術と知覚的なエントロピー劣化を組み合わせ、圧縮率を制御できる新たなマルチメディアデータのリアルタイム圧縮方式を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
知覚的に等価な品質を維持するが、データ量としては削減できるエントロピーの制御方法の原理を解明できたため、情報科学/認知科学/物理学にも通じる新たな真理を確立し、社会デザインや情報理論にも通じる飛躍的な科学の発展が見込まれる研究成果をもたらすことができた。
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