研究課題/領域番号 |
18K19774
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
海老原 格 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80581602)
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研究分担者 |
水谷 孝一 筑波大学, システム情報系, 研究員 (50241790)
若槻 尚斗 筑波大学, システム情報系, 准教授 (40294433)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 可視光通信 / MEMSミラー / イメージセンサ |
研究成果の概要 |
情報をLEDの高速点滅として送信し,カメラで受信する可視光通信は,先行車両との選択的通信を利用した事故防止や隊列走行の実現に最適な技術である.本研究は,高速な光走査デバイス「MEMSミラー」を可視光通信に初めて導入し,カメラ単体では実現できなかった課題を解決するだけでなく,より高度な外光干渉対策の確立にも挑戦した.イメージセンサで取得された信号源と雑音源の位置関係から,MEMSミラーの最適軌道を制御する「走査制御型可視光受信機」を構築した結果,フレームレートよりも高速に情報が伝送でき,小型,かつ,動的な外光干渉にも対応可能な可視光通信が実現できることを実証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,高速な光走査デバイス「MEMSミラー」を初めて導入することで,環境変化,通信距離,速度の確保,小型化の四課題を同時に克服する新しい可視光通信システムを創成するものであり,先行車両との選択的通信を利用した事故防止や隊列走行の実現に貢献することが出来る.
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