研究課題/領域番号 |
18K19799
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
奥 寛雅 群馬大学, 大学院理工学府, 准教授 (40401244)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 光学系 / 食べられる / 寒天 / 食品 / 飴 / 再帰性反射材 / マイクロレンズアレイ / 光ファイバー |
研究成果の概要 |
本研究では,寒天を利用した食べられる光学系の創出と評価に加えて,飴を材料とした食べられる光学素子や光学系の提案とデバイス開発,応用実験を行った.具体的には,寒天製レンズの成形と評価,寒天製レンズによる食べられる光学系の試作と評価,飴を素材とする光学素子の開発と評価,人-機械インタラクション(HMI)における有効性の検証,飴製マイクロレンズアレイによる高精度マーカーの開発を行った.飴は当初の計画には含まれなかったが,本研究の中でその有用性が実証されており,適切な包装を行えば長期の保存も容易であるなどの利便性も備えていたため,寒天と同様に可食光学素子形成のための重要な原料であることが判明した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
レンズやプリズムといった光学素子を食べ物から形成することで,食べられるという機能と光学的な機能とを併せ持つ新しいデバイスとその応用方法を研究・開発した.これらの結果を応用することで料理と映像を融合した新しい演出手法や,映画やゲームの作成に欠かせないモーションキャプチャーシステムを動物に対して安全に行う手法を創出することができた.
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