研究課題/領域番号 |
18K19812
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
榎堀 優 名古屋大学, 情報学研究科, 講師 (60583309)
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研究分担者 |
米澤 朋子 関西大学, 総合情報学部, 教授 (90395161)
吉田 直人 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任助教 (40836714)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 視覚障害者支援 / 歩行誘導 / 歩行誘導ブロック / 感触再現 / 白杖 / 白杖先端刺激 / 空気圧 / ウェアラブル / 足裏感触再現 / 白杖先端刺激提示 / 刺激提示 / 仮想点字ブロック / 視覚障碍者支援 |
研究成果の概要 |
本研究は,視覚障害者が日常的に利用するモノや手順をメタファとして活用することで,習熟負荷が軽度である歩行誘導方法の実現を目的とした。具体的には,白杖の利用方法,および,歩行誘導ブロックの利用をメタファとした歩行誘導デバイス・手法の実現を試みた。結果として,白状先端に刺激を加えて,壁や歩行誘導ブロックへの接触感触を再現する手法は,視覚障害者の歩行誘導方法としては不向きであることが分かった。一方で,足裏に凹凸刺激を提示し,歩行誘導ブロックをメタファとして歩行誘導する手法は,直感的な刺激の意味の理解のしやすさ,歩行誘導性能の両観点から有望であることが分かった。これにより,本研究は当初目標を達成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,視覚障害者が日常的に利用するモノや手順をメタファとして活用することで,習熟負荷が軽度である歩行誘導方法を実現した。本研究で検討した中で,足裏に凹凸刺激を提示し,歩行誘導ブロックをメタファとして歩行誘導する手法は,直感的な刺激の意味の理解のしやすさ,歩行誘導性能の両観点から有望であった。これにより,視覚障害者の方向誘導方法の今後の方向性について,一つの指標を示した。
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