研究課題/領域番号 |
18K19815
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
延原 章平 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (00423020)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | カメラキャリブレーション / 3次元形状復元 / 鏡映変換 / 偏光 / コンピュータビジョン / コンピュテーショナルフォトグラフィー / 鏡 |
研究成果の概要 |
本研究では鏡による反射像を用いたカメラキャリブレーションを実現するとともに,それを足掛かりとして屈折,フレネル反射,吸収,偏光など様々な光学現象のモデルを取り入れた計測系を考案し,それぞれについてキャリブレーション方法とそれを用いた3次元形状計測手法の開発を行うことができた.これらはいずれも水中などこれまでコンピュータビジョンでは広く扱われてこなかった領域における新たな高精度3次元形状計測手法をもたらすとともに,屋外など実世界における3次元形状計測にも新たな手法を提案するものである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって実現された複合鏡を用いたカメラキャリブレーションは,コンピュータビジョン技術に基づいた実世界の3次元計測を行う上で不可欠であるカメラキャリブレーションを簡便かつ頑健に実現させる新たな手法として幅広く利用することができる.またこの研究を足掛かりとして取り組んだ光の吸収や偏光を利用した水中および屋外環境における3次元形状計測は,これまでコンピュータビジョン技術の適用が困難であった領域に対してよりシンプルな計測手段を提供することができる.
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