研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究では音声言語に関する脳神経活動の解析として,2つの項目について研究を遂行した.(1)音声想起時の脳磁界データ識別では,音声想起に伴う脳信号の微弱さ,学習データの少なさに対する特徴量の次元数の膨大さを克服するため,識別的なチャネル(次元)選択を行うことを目的としたニューラルネットワークを実装した.(2)印象関連脳活動の抽出では,空間フィルタを利用して印象の程度により変化する脳活動を反映する特徴量の抽出を行った.
近年,身体障がい者のコミュニケーション支援を目的として,音声認識や行動認識が用いられている.しかし,発話や身振りを使ったコミュニケーション手段を用いることが困難な身体障がい者も存在する.本研究期間にて,音声画像信号解析のみならず,脳神経計測による生理学的側面に注目した音声想起(意図理解)の研究を行った.得られた音声言語脳神経活動に関する解析結果はブレイン・コンピュータ・インターフェイスの実現にも資する成果である.
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http://www.me.cs.scitec.kobe-u.ac.jp/~takigu
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