研究課題/領域番号 |
18K19822
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
田中 賢一郎 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (60803244)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | コンピュテーショナルフォトグラフィ / コンピューテーショナルフォトグラフィ |
研究成果の概要 |
本研究では、時空間変調プロジェクタを用いた3次元形状計測手法の開発を行った。Time-of-flight カメラ、DMD、レーザーダイオード、投影レンズ、同期用電子回路を組み合わせることで、時空間変調が可能な新しいプロジェクタ・カメラシステムを構築し、このシステムを用いることで、これまでできなかった、高速・広範囲・高精度な3次元形状計測が行えることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
3次元の形状を計測するために、空間変調のみを行う構造化照明と呼ばれる手法や、時間変調のみを行う time-of-flight と呼ばれる手法など、様々な方法が提案されてきた。これらはそれぞれに長所・短所を持ち、測りたいシーンに合わせてユーザーが手法を選択する必要があった。我々は、これらの長所のみを組み合わせるような、新しい時空間変調方式による3次元形状計測方法を構築することで、どんなものでもこれ一つで計測できることを目指した。これは、産業用途はもちろんのこと、フィールド用途やコンシュマ―用途など、様々なシーンに適用可能であるため、社会的意義は非常に大きい。
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