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振動工学の概念に基づき血清の動的性質(モード)をNMRでとらえる新規検査法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K19840
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分62:応用情報学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

小池 薫  京都大学, 医学研究科, 名誉教授 (10267164)

研究分担者 平川 慶子  日本医科大学, 医学部, 非常勤講師 (30165162)
柚木 知之  京都大学, 医学研究科, 助教 (50639094)
金涌 佳雅  日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (80465343)
増井 俊彦  京都大学, 医学研究科, 講師 (20452352)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワードNMR / 血清 / 発熱 / モード解析
研究成果の概要

臨床の現場では、発熱疾患の原因診断を行うために、さまざまな検査が行われる。我々は1回の血液検査を行うだけで、原因診断や予後予測ができないかを検討した。「方法」我々は救急外来を受診した患者から採取した血清を用いてNMR(核磁気共鳴)モード解析を行った。「結果」本検査は、救急外来を受診した発熱患者の血液培養の結果、細菌感染の存在の有無、感染部位(肺、尿路、胆道)を推測したり、生命予後を予測することに有用である可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

NMRメタボロミクスは血清等における複数の代謝産物を同時かつ網羅的に化学分析する手法で、近年注目されている。一方、我々が開発したNMRモード解析は、メタボロミクス等とは異なり、血清等の動的性質をNMRモードという物理量で評価する。NMRモード解析は、たった0.1mLの血清の1回のNMR実測値から数多くの臨床情報を引き出せる点が画期的である。本技術は、発熱に限らず、各種がん、認知症など、さまざまな重要疾患の早期診断、治療方針の決定、治療効果の判定、予後予測に応用できる可能がある。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2022-01-27  

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