研究課題/領域番号 |
18K19848
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分63:環境解析評価およびその関連分野
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
中村 麻子 茨城大学, 理工学研究科(理学野), 教授 (70609601)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | DNA損傷 / H2AX / 超解像度顕微鏡 / リアルタイムイメージング / 超解像度位相差顕微鏡 |
研究成果の概要 |
本研究計画では、従来、細胞を固定しなくては検出できなかった修飾型タンパク質の細胞内局在をリアルタイムにイメージングできる方法を開発することを目的としている。特に本研究では、DNA損傷応答に重要なタンパク質であるリン酸化型ヒストンH2AX(γ-H2AX)に着目し、DNA損傷の発生とその修復過程のリアルタイムイメージングを最終目的として、γ-H2AXのリアルタイムイメージング標識、超解像度広視野レーザー位相差顕微鏡の開発を目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに見ることが出来なかったDNA損傷の発生とその修復過程をリアルタイムにイメージングする手法を確立するものである。傷周辺のヒストン修飾に着目していることから、これまでのように傷に局在する修復タンパク質の挙動をイメージングするのとは全くことなり、傷そのもののダイナミクスをとらえることが可能となる。本研究成果は、DNAに生じた傷の「質」を明確にし、生物影響を理解するための一助となると考えられる。
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