研究課題/領域番号 |
18K19898
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分90:人間医工学およびその関連分野
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
阿部 宏之 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (10375199)
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研究分担者 |
渡部 裕輝 山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授 (00333328)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 光干渉断層撮影 / 卵巣 / 卵母細胞 / 発生 / 生殖医療 / 非侵襲計測 / 生殖細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では、光干渉断層画像化法(OCT)技術を基盤とするドップラーOCT(D-OCT)技術を開発し、卵巣内の卵胞および卵子を非破壊的に解析できる高感度計測システムの開発を目的とした。従来システムに高速ラインカメラとGPU(Graphic Processing Unit)を導入することで画像データ取得の性能を向上させたD-OCTシステムの開発に成功した。生物学的解析によるD-OCTシステムの有効性を評価した結果、このD-OCTシステムはこれまでイメージングできなった卵胞内卵子を高感度で検出できること、高輝度シグナルを指標に卵子の品質(生物活性)評価を可能とするシステムであることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したドップラーOCTシステムは、非破壊的に卵巣内に存在する卵胞および卵子を検出できることから、新しい組織診断技術として学術的意義が高い。また、卵巣内の卵子の定量や品質(生物活性)を解析できることから、次世代の卵巣機能技術として生殖医療分野での応用が期待できる。
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