研究課題/領域番号 |
18K19915
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分90:人間医工学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
長谷川 光一 京都大学, 高等研究院, 特定拠点講師 (50378890)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 膵島細胞 / 分化誘導 / 多能性幹細胞 / 3次元浮遊培養 / 3次元培養 / 三次元培養 |
研究成果の概要 |
慢性膵炎やⅠ型糖尿病、膵癌組織の切除等による膵組織の障害の治療に向けて、高品質(均一性と機能性)な膵島細胞を一度に大量に産生するための技術革新が望まれています。本研究では、ヒトES/iPS細胞からの高品質膵島細胞の大量産生法を目指して、ヒト膵臓発生や分化誘導をモニター可能な新規抗体の作製と、膵島細胞の分化や成熟もモニター可能なインスリンプロモーター下にGFPを挿入したレポーター細胞株を作製しました。これらを用いて、ジェランガムやメチルセルロースなどのポリマーを使用した3次元培養法に膵島細胞分化誘導を最適化することに成功しました。現在は、この系の拡大と閉鎖系への移行に取り組んでいます。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、ラボレベルと実用レベルのギャップを埋めるハイデマンドの挑戦的・探索的橋渡し研究です。本研究で得られた膵島細胞の3次元スフェア誘導法がさらに発展し、均一なヒトES/iPS細胞由来の膵島細胞が閉鎖系で大量に産生可能となれば、膵島移植治療が加速できると予測されます。
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