研究課題/領域番号 |
18KK0012
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分2:文学、言語学およびその関連分野
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
菊澤 律子 国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 教授 (90272616)
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研究分担者 |
村脇 有吾 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (70616606)
持橋 大地 統計数理研究所, 数理・推論研究系, 准教授 (80418508)
吉岡 乾 国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 准教授 (20725345)
佐野 文哉 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 客員研究員 (00965501)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Language GIS / 地理情報システム / 方言データベース / 言語変化と空間 / 言語分布と時間軸 / ジオ・リファレンス / 手書き地図データの電子化 / 言語変化 / ヒトの移動誌 / フィジー語 / 言語接触 |
研究実績の概要 |
・「国際シンポジウム・ワークショップ “GISを用いて言語情報と非言語情報をつなぐ”」(https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/46676)の実施 以下との3プロジェクト合同で開催。言語データの分析手法について、伝統的な手法による分析の概観からGISをはじめとする情報システムツールを用いた非言語情報との組み合わせ方まで、現状の確認と将来の見通しについて議論した。 /学術変革領域研究(A)「考古関連情報基盤の整備」(代表者 渡部展也)/移住と言語接触を視野に入れた漢語全時代形成史の歴史地理言語学的研究(代表者 遠藤光暁) ・研究用システムのプロトタイプの開発 地理情報と言語情報を紐づけることで、地点を軸として、テキスト、音声、映像、また、構造化・非構造化データ等、あらゆる種類の言語データを一元に閲覧し、分析できるシステムを開発。分析研究者が入力し、データを使って分析し、結果をダウンロードできるシステムのプロトタイプとなっている。 ・手書き地図のデータ取り込み 上記2点と連動した各種データ入力等を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
データの構築等については順調に進んでおり、地理言語学における新しいツールの活用方法などについてもめどが立ってきた。最終年度には、ここに時間軸をどのように組み込むかが課題となる。
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今後の研究の推進方策 |
・現在のツールに、さらに時間軸を組み込む方法について研究を進める。 ・現地政府や教育機関との連携を強化し、本プロジェクトの持続性について検討する。 ・後継プロジェクトについて計画を立てる。
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